弊社のブースに陳列してある商品をその巨大な耳でなぎ払い、破壊の限りを尽くしたシ○モン。
「俺はな、この仕事を辞める前に、このヤマだけは意地でも片付けなきゃならねえんだ」
定年を間近に迎えた老刑事が、哀愁漂う背中でそう語ってくれました。
そして苦節30年、血の滲む様な捜査の末、ようやく犯人を検挙する事が出来ました。
「違う! 俺はやってない!」
この期に及んでまだしらばっくれるシ○モン。
とりあえず困った事は、手錠がかけられないという事でした。
【後日談】
「それ……食ったら帰んな」
どうやら住之江署の毒マムシと恐れられたその老刑事も、
シ○モンの愛嬌溢れる笑顔に全てを許してしまった様です。
「俺、あの人のあんな幸せそうな笑顔見るの初めてッスよ」
住之江署に配属されてからずっと彼に面倒を見てもらっていた若い刑事はそう語りました。
老刑事の綻んだ表情。
そこにはもう、長年追っていた事件に対する未練というものは綺麗サッパリなくなっていました。
と冗談はさておき、撮影させていただいた中の人、シ○モンとても可愛かったです。
ありがとうございました。
「中の人などいないっ!」(西田一氏談)

