姉なんていらない。ひとりっ子になりたかった。

4人姉弟の末っ子として産まれた主人公は
毎日がエブリデイ、
ワガママで傍若無人で自分勝手で女王様で気まぐれな、
3人の姉に囲まれ、奴隷のような生活を送っていた。

ヒマさえあれば、拷問レベルの稽古をつけてくる、剣道家の長女。
外見は砂糖菓子、中身はハバネロな、雑誌モデルの次女。
「働くくらいなら死ぬ」と言い切り、弟を手足とコキ使う、ニート予備軍の三女。

あの姉ども、いつかギャフンと言わせてやる。

復讐を胸に、主人公はワラにもすがる想いで
怪しげな占い師から教えられた『催眠術』に手を出した。

「姉さんたちは弟のことを
  好きで好きで好きでしょうがなくなる!」

その瞬間から、3姉妹は
弟のことがこの世の何よりも好きな、理想のお姉ちゃんに大変身!

……したはいいものの。

どういうことだ!?
どうしてうちの姉たちが、俺にとんでもないエッチを迫ってくるんだよ!

そう、3姉妹は世にも珍しい、催眠術にかかりやすい女の子だったのです。
隠していた恥ずかしい性癖を全開にして
大好きな弟に迫ってくるお姉ちゃんたちに、主人公はもうタジタジ。

ちょっとまて。
ほんのちょっと、仕返ししてやりたかっただけなのに
これじゃ前より悪いじゃないか!?