妻の不倫によって離婚した主人公は、
妻の親権放棄により血の繋がらない義娘『千桜里』を引き取ることになった。
未だ他人行儀な千桜里の態度に距離感を図りかねる主人公だったが、
ある日の夜、部屋を訪れた千桜里は、いつものクールな様子からは考えられない
幼さを見せ、寂しいと温もりを求め、甘えるように主人公に肌をすり寄せてきた。
禁断の欲望に必死に堪えるものの、
千桜里の小さな舌が体に触れた瞬間、世界が一変する――
漏れ出る熱い吐息、滴り落ちる唾液……そして、絡みつく小さな舌の動きに、
主人公は、舐められるという行為に得も言われぬ背徳と高揚を感じた。
もっと舐めさせたい、そして自分も舐めてみたい――
目の前には主人公を求める少女、そして舐めるだけならばという悪魔の囁き……
その潤んだ瞳から流れる涙を止めるために、主人公の開いた口から出たのは
慰めの言葉ではなく、熱く震える舌だった。
腋を――髪を――太ももを――体の隅々を舐め上げ親愛を
足を――乳首を――尻の穴を――体の隅々を舐めさせ服従を
生殖器が触れ合わずとも
人は舌だけでも『舐め愛』『吸い愛』『しゃぶり愛』『絡め愛』――
触れ愛、求め愛十分に愛し合える。
タガが外れた欲望は主人公を侵食し始め、舌の持つ魅力に取り憑かれた、
深く歪な愛欲まみれ『なめくる舐め狂めく』親子の物語が今始まる……