Story
最愛の弟、つーくんが泣いている。
「お姉ちゃん……ごめん、ね……ごめんね……」
鼻をすすりながら、瞳にたくさんの涙を溜めて、子どもみたいに泣きじゃくっている
わたしはそんな優しくて可愛いつーくんの額にそっと唇を押し付けた。
「いいんだよ、つーくん。お姉ちゃん、気にしてないから、ね? 泣かないで」
秘所から溢れてくる精液をテイッシュで拭き取ることも忘れて、わたしはただ、弟を抱きしめた。
これは壊れた弟と全てを受け入れる姉との歪な愛の物語。